秋の紅葉のシーズン!全国の山々ではたくさんの人で賑わいますね。
九州のくじゅう連山でも10月中旬から標高の高い大船山、三俣山あたりから
紅葉がはじまり、10月後半には1300m付近の坊がつる、牧ノ戸ルート。
11月初旬に長者原、黒岳、赤川登山口付近などが綺麗に色付きます。
この時期、紅葉もすごいのですが人もすごい(^^;
私が登山ガイドをするときは、できるだけ人が少なくて紅葉が綺麗な穴場をご案内しています。
その中で今回は、初心者でも行けるTETTOHIKEの1コースを紹介します。
スタートは吉部登山口(よしぶと読みます)。
実はこの登山口まで車で行くのが意外とわかりにくいので難所かも。
googlemapあたりがいいかもしれません。
ルートは暮雨の滝コース(くらさめ、くらぞめとか読みます)
登山口さえわかれば迷うことはほとんどありませんが
毎年倒木などで道が不明瞭になることがあるので注意は必要です。
登山道入って10分くらいで急登がまってます。
ここで、え!こんなところ登るの?ってなりますが
20分ほど頑張れば、トラバース中心の道になりますのでご安心を。
しばらくはスギの植林が続きますが、開始して45分くらいから
自然林に変わります。ここからが紅葉が楽しめる道になります。
途中、暮雨の滝に降りる標識があるので、ちょっと寄り道するのもいいですね。
休憩も入れて20~30分くらいで戻れます。
紅葉の自然林を抜けると、一旦大船林道へ合流してしばらく歩くと
一気に坊がつる湿原の絶景が広がります。
紅葉の時期はススキが黄金の絨毯のようになびいてます。
風が吹くとまるでナウシカの世界です。
登山開始から2時間~2時間半くらいで法華院温泉山荘に到着します。
ここで、ランチタイム。まったりした時間を楽しみます。
デザートは山小屋だんご。繁忙期は売り切れてるのでスタッフに聞いてみてください。
帰りは、大船林道沿いに歩いてみます。
この道は、一般車両は通行できない道ですが、傾斜も少なくとても歩きやすいです。
普段はほぼ登山者はいないのですが、紅葉の時期は超穴場ルートになります。
なんで人がいないんだろ。って毎シーズン思いながら歩いてます。
穴場のままがいいので、あまり書かないほうがいいんでしょうけど
たくさんの人にこの素敵なルートを歩いてほしいので書いてます。
日帰りで登山初心者でも歩ける、地元のガイドがおススメするルート紹介でした。
GWくらいの新緑もオススメです。
このルートは春と秋に予定していますので、TETTOHIKEに参加したい方はぜひご検討ください。